中国の総人口数は2016年時点で13.8億人となっている。
あと数年もすれば20億人を突破していく可能性も十分だ。
これだけの人口がいれば、国内だけでもお金の動きが激しくなるだろう。
貧困と富裕層の差がどんどん生まれることも考えられる。
急成長による環境破壊も問題となっていて、
人口が多いことによるメリットとデメリットが多く存在するのだ。
しかし中国市場はもはや規模が違いすぎるため、
一発逆転のビジネスチャンスの場ともなっている。
中国人の男性は1億人以上ED?そこに目を付けたバイアグラ製薬会社
そんな中国で気になるニュースを見つけた。
それがこちら。
記事の詳しい内容はニュースサイトを確認してほしいのだが、
中国ではEDになっている男性が1億人以上いるのではないか?
と言われている。ただし、これは製薬会社がそういっている
だけなので信憑性は担保できない。
のだが…。
そういった話から、中国人トレーダーなどが中国版のバイアグラを
作成し発売できるようになった製薬会社に投資を始めた。
その結果、バイアグラのジェネリック医薬品をつくる会社の
株価が1日で10%高の急騰を見せた。
というここまでの内容がニュースの大まかな概要です。
中国版のバイアグラが発売されることになった流れ
5月中旬に中国ではバイアグラに似たED治療薬を
作成する許可が国からだされました。
画像:バイアグラの正しい服用方法と処方|ED治療|浜松町第一クリニック
それまではアメリカ社に本社を構えるファィザー社が
ED治療薬である「バイアグラ」を開発し全世界に発売してきました。
この特許が切れたことにより、中国ではバイアグラに似せた
ジェネリック医薬品をつくることが可能に…。
これが大きな引き金となって中国では中国版のバイアグラを
国内に向けて発売するために多くの準備を行っているようです。
今回のバイアグラ製薬会社が発表した、
「1億人がED」などは本当かもしれないし、
投資をさせるための事実ではないことかもしれない。
今回のやり方はある種、不安を煽るような形なので
個人的には信憑性が欠けるかなと思うのですが…。
どうなんでしょうかね。
1億人のED患者に対して必要なバイアグラ。安全性は大丈夫?
本当に1億人がEDだったら、製薬会社的な立場から見ると
絶好のビジネスチャンス!
必ず効果が出て薬を飲まなくてもいい状態になると
困るので、きっと新しく作る薬もすぐに効くものじゃなくて
数ヶ月・数年かけて治すようなくすりにもなるんだろうな。
そしてなによりも心配なのが「安全性」だ。
どうしても中国の工場というと、あまりいい想像ができない。
ただでさえ以前から偽物バイアグラの事件などで
問題視されている安全性が担保されているのかが疑問だ。
日本にいる自分たちは、なかなか出会わない代物に
なるかもしれないし、日本は日本でバイアグラの
ジェネリック医薬品をつくっているので処方されることも
特殊なケースでないかぎりないだろうとは思う。
今回のバイアグラの件に関してはなかなか興味深かったので、
また続報があれば書くかもしれません。
とりあえず久しぶりにこんなに語ったので眠くなりました。
それでは皆様、おやすみなさい。